このページを見て頂き有り難うございます。
近年、草津でも塾が増加してきたように
思います。
熱心にされている塾もあれば、
「同業者として恥ずかしい」
「それって、騙してません?」
と思う塾もかなり存在しています。
このページでは当塾代表の岡崎が思う
危ない塾の見分け方について
場面に合わせて本音でお話させて頂きたいと思います。
本音なので、言葉遣いは大目に見て
頂けると幸いです。
 
①問い合わせ編 
保護者のみなさんが初めて塾に問い合わせをするとき
多くの方が電話やメールでされると思います。
その時に何を塾に質問しますか?
当塾への問い合わせを思い出してみても
・曜日
・時間
・料金
このあたりが多いように感じます。
これらの内容も大切ですが、
中学生のお子さんがいる、いないに関わらず、是非とも
聞いて頂きたい質問があります。それは、
「卒業生は毎年、石山高校や守山高校以上に進学していますか?」
です。(毎年という言葉を入れるのがポイントです。)
聞きづらければ、噂話を参考にして頂いても大丈夫です。
びっくりする話ですが、松原中学学区の中で数年塾をやっていても
1人も出ていない塾があります。
もし、この質問をして塾側から
「生徒が行きたいと思っている高校に進学してもらっているので・・・」
とはぐらかすような返答がきたら、正直その塾は危ないです。
塾は中3夏休みから入塾するお子さんもいらっしゃれば、
中1や小学校からずっと通い続けてくれるお子さんもいらっしゃいます。
保護者のみなさんの中には、
「そこまで賢くなってもらわなくても良いんですけど・・・」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
この質問から分かることは、
「その塾に学力や成績を伸ばす力があるかどうか」
です。
学力や成績が上がっているのに誰も上位の高校に進学していない
なんて考えられませんよね。
めっっっちゃくちゃ大切だと思いませんか?
 
同じような質問として、
「定期テスト5科目で何点くらいとっている生徒さんが多いですか?」
も効果的です。300点前後の答えが返ってくると危険です。
だいたい中学校の定期テスト平均が300点前後となっているので、
折角お子さんを塾に通わせたのに平均くらいしかないのは、
もったいないですよね。
 
②入塾説明編
さて、電話やメールで初めて塾に問い合わせをした後、
実際に塾に出向いて説明を聞くことも多いかと思います。
そこでも気をつけて頂きたいことが何点かありますので
ご紹介して参ります。
 
まずはパンフレットや説明をする講師から
「うちは勉強だけではなく、○○も育てます。」
というような話が出たら、もう怪しいです。
前述したとおり、進学実績があれば大丈夫ですが、
それも怪しいようなら、
その塾に指導力はありませんし、塾自体が指導力に
自信を持っていません。論点をずらしているのです。
こういった塾は意外と探せば出てきます。
「人間として成長」
「○○スイッチ」
「生きる力を身につける」などなど。
保護者のみなさんの中でこのような力を身につけさせたくて
塾にお子さんを預けている人は少ないのではないでしょうか?
成績を上げる為に塾に預けて頂いていると私は思っています。
 
さらに、「勉強のやり方を教える」ような話が出てきても
怪しいです。
勉強方法は保護者のみなさんや私が子どもの頃から
何も変わっていません。
「ワークを何度も解き直す」
「何度も書いたり、声に出したりして覚える」
現在もそのままです。
もし本当にそんなに良い勉強方法があるのなら、
その塾の生徒さんはみんな膳所高校に進学できている
はずですよ。
 
入塾説明編最後になりますが、
この話は集団授業に限られたものになります。
「うちの授業はついていけない生徒はいない」
「おいてけぼりにならない」といったことを
伝えられたり、チラシやHPに書いている塾は
非常に危ないです。
私も10年以上講師を務めていて、
極力ないように努力しているつもりですが
正直完全になくすのは不可能です。
塾は学校よりもレベルの高い問題も扱います。
あえて、解けないだろうという問題も時には
ゴリゴリ進めます。
全員が本当についていける授業を行うのであれば、
誰でも解けるような簡単な問題のみを扱うしかないのです。
実際この地域でそういった塾を探ってみても、
学力の高い生徒さんが集まっている塾はありませんでした。
逆に、成績が低めの生徒さんが集まっているように
感じます。
矛盾を感じるのは私だけでしょうか?
おいてけぼりにならないはずなのに、成績は上がらない・・・
どういうことですか?って感じですよね。
聞き心地の良い言葉で生徒さんを集めたら、
後はどうでも良いんですか?って感じますよね。
本当に人を騙すような行為だと私は思います。
何度も伝えますが、本当にそんな塾があるので、
しっかり見極めてください。
 
③体験授業編
さて、入塾説明が終わったら次に体験授業を
ほとんどの方が受けるはず。
そもそも体験授業が受けられない塾は避けましょう。
この項目では、2点注意してもらいたいことを
あげておきます。
 
まず1点目。
それは体験授業からお子さんが帰ってきたときの
感想です。
「わかりやすかった。」
これがベストアンサーです。
注意してほしいのは、
「楽しかった。」「面白かった。」
というもの。 
必ず、何が楽しかったのか?
何が面白かったのか?をお子さんに
尋ねるようにして下さい。
これは私の経験ですが、「楽しかった。」
には2種類のものがあります。
1つは、苦労して問題が解けたときに
解けた喜びからくるもの。
もう1つは、講師の雑談がただ楽しかった
いうものです。
前者は非常に良い感想ですが、
後者の場合は気をつけなければなりません。
後者の場合、塾に通ったとしてもどこか
楽しく過ごすことが優先されているように
感じます。
 
そして2点目。
これは個別指導によくあることです。
塾も入塾させるために全力を尽くしますので、
体験授業の際のみ、エース級の講師に担当させる
ことがあります。
ですから体験授業を受ける際は、実際に入塾したときに
通う予定の曜日と時間を指定することをおすすめします。
さらに、入塾してからも同じ講師が担当してくれるのか
確認しておくと良いでしょう。
 
④最後に  
今まで色々と書いてきましたが、他塾の私から見ても
しっかり指導されている塾もたくさんあります。
ですが一部の塾が、たいした指導もせず、成績も上げず
お子さんを飼い殺しのような状態にしているのを
当塾の生徒たちから教えてもらうのが、情けなく感じ、
怒りがこみ上げてきます。
本当にある話ですが、この地域には模試で1桁の得点でも
特に何も言わない塾もあります。
私なら毎日でも塾に来てもらって補習でも何でも
やりますよ。
お金を頂いていながら申し訳ないと普通の講師なら
思うはずですよ。
塾という場所は,お子さんの学力や成績を上げる場所
あることを認識できていなかったり、
塾講師の実力次第で志望校が1つや2つすぐに変わってしまう
ということを全く理解できていない塾が少しでも
減っていけば良いと私は思います。
そして、お子さん達には受験を通して成功体験を
身につけてもらい、社会に出ても活躍できるような
人になってもらいたいと思います。
 
最後まで読んで頂き、誠に有り難うございました。
岡崎ゼミ 代表 岡崎敏弥